「糸魚川高校昭和43年卒業の同窓生」の皆様、『今日は!』                ようこそ、「赤坂プリンスホテル」へお越し下さいました。                     

  多くの皆様は、「赤坂見附駅」から「弁慶掘り」に架かっている「弁慶橋」を渡り「紀伊和歌山藩徳川家屋敷跡」と書かれた石塔の横の石畳の階段を上がってお越し頂いたことと思います。赤坂プリンスは「徳川8代将軍吉宗」でお馴染みの、
紀州五十五万石江戸屋敷跡地に建築家「
丹下(たんげ)(けん)(ぞう)氏」設計の40階建のメタリックな外観と客室部分が段々になっているのが特徴の「クリスタル・パレス」と呼ばれるホテルです。「赤プリでドンペリを・・・」なんて言葉を覚えておられる方もおられると思いますが、あのバブル期の象徴的な言葉となった事でも有名ですね。

東に「皇居」、西には「東宮(とうぐう)御所(ごしょ)」、そして近くには「国会議事堂」や中央官公庁の多くが立ち並ぶ霞ヶ関のビル街があり、政治・経済・文化の中心である赤坂に位置して居ます。
少し余談になるかもしれませんが、小泉総理もお気に入りの場所でもありますので、  もしかしたら、何処かですれ違うかもしれませんね。

 

さて、今日お集まりの、新潟県立糸魚川高校昭和43年卒業生の皆様は、日本がちょうど、高度成長期を迎えた時代に、時の申し子として生まれ、常に時代の先頭に立ち,、走り続けてこられた紳士・淑女の方々とお見受けいたします。

「男はつらいよ」「あっと驚くタメゴロー」から「アンタあの娘のなんなのさ」を〜 リアルタイムで生き、
<テレビ>・<冷蔵庫>・<洗濯機>の「三種の神器」に小躍りした記憶が遠く消えかけた今…新・三種の神器なるものに戸惑いを感じられてはいませんでしょうか〜、

 三木・田中・大平・福田・いわゆる「(さん)(かく)(だい)(ふく)・の首相」〜日本新党の風に乗った細川の・お殿様の首相〜想像もしえなかった<社会党の首相>「眉毛の村山総理誕生」〜これらの現実をけっして遠い目をして生きてきた訳ではないでしょうが(よ)きも(あ)しきも団塊(だんかい)世代(せだい)・…なんでしょうか?

 80円のハイライト(昭和43)を吸い、アポロ11号月面着陸(昭和44)をテレビの前で釘づけで見て、3億円事件(昭和43)・万博(昭和45)70年安保と学生運動・沖縄返還(昭和47)・オイルショックで何故かちり紙が不足したりもしました・・・そして平成年号・消費税・バブル・新世紀<21世紀>…

スポーツの世界では

札幌冬季オリンピックの「日の丸飛行隊」・<王・長島の>「ON時代」サッカーでは<ロスタイムが生んだ>「ドーバーの悲劇」〜

歌の世界では

グループサウンズ・<橋幸夫><舟木一夫><西郷輝彦>の「御三家」〜皆様は特に「忘れられない人」との「思い出が」彼らの曲と共に、心の奥にそっとしまっておられる方もお有りではないかと勝手に想像させて頂いたりしています〜そして、先ほどからBGMで流れている〜ベンチャーズの〜「10番街の殺人」「ブルドック」「キャラバン」ビートルズの〜「イエスタディ」「レット・イット・ビー」「イエローサブマリン」サイモン&ガーファンクルの〜「コンドルは飛んでいる」「明日にかける橋」「スカボロフェア」シルビーバルタンの〜「アイドルを探せ」カーペンターズの〜「トップオブザワールド」「イエスダディワンスモア」〜などは、皆さんをその時代にタイムスリップさせるには十分な効果があると思われます〜

映画の世界では

「フーテンの寅さんシリーズ」「007シリーズ」「猿の惑星」「イージーライダー」       「2001年宇宙の旅」「ロッキー」「ゴッドファーザー」「スターウォーズ」「未知との遭遇」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」…

おっと忘れていました、「エマニエル婦人」「日活ロマンポルノ」〜そうですねぇ お世話になられた方もお有りでしょうか?

 高校を卒業以来ちょうど35年〜36年?
ちょうどが意味するところが曖昧ですが、)
今回、東京は「赤坂プリンス」にて同窓(どうそう)相集(あいつどい)旧交を温めて親睦を深めるべく同窓会を開催される運びとなりました。

 皆様には、今も東奔西走(とうほんせいそう)のお忙しい毎日、今が人生の<一番の旬の時>とお察しいたしますが 〜長いようで、そうでもなさそうなのも人生でしょうか・・・   今日はそんな中を180人近くの同じ場所で育った、同じ歳が、一人一人、想いを胸に抱いて〜 18才の時に忘れてきたものを、忘れ物を取りに集まってくれました〜   そうです、この会場には18才未満19歳以上の人は誰一人としていません。みんな18才です、その開会もあと少しで始まろうとしています〜どうか一つの長い人生のアクセントとして、思い切り当事の<高校生>に戻って、            18才に逢って行って下さい。

今日のテーマは『18才に逢いに来た』です。