花の歳時記

2008

睦月・如月・弥生・卯月

ワビスケ(侘助) 

ふと、この花に出会うと、ついかしこまって襟を正したくなる程、実直な花姿だ!名前が好い!その名の通り、昔から侘び寂の世界で愛された。
原産地は日本、中国、朝鮮説があり確かではない。江戸時代にワビスケというとコチョウワビスケ(胡蝶侘助)と云う品種を指していたようだ。白花の品種はシロワビスケ呼ばれる

「侘び助の花に出会いてかしこまり」

「侘び助や口とがらせて横むいて」

↑お気に入りの句! ↓これも好い〜♪

チャ(茶)

シロヤブツバキ(白藪椿)

カンツバキ(寒椿)


オイヌノフグリ ゴマノハグサ科

犬ふぐり星のまたたく如くなり 虚子

早春の頃
茶褐色の土手一面に瑠璃色の花が広がります。
近づいて覗き込んで見て下さい
「ほら!地上の星に見えるでしょ。。。」

「地の星と見ればかなしも犬ふぐり」 蕉雨

「大空に似たる色かもいぬふぐり」 辰造