奥の細道の途中「荒海や佐渡によこたふ天河」を詠み、爺の故郷(糸魚川)から 
親不知の難所を抜けた時に詠んだ句、「波の間や小貝にまじる萩の塵」と続く
。。
睦月の花

マメ科

「一家(ひとつや)に遊女も寝たり萩と月」 芭蕉

桜と云う桜があるようでない、松と云う松もあるようでない。。
桜なら「ソメイヨシノ」「ヤマザクラ」「オオシマザクラ」〜
松なら「アカマツ」「クロマツ」「ゴヨウマツ」〜
これら全体を称して「桜」「松」と呼んでいるだけだ。
萩も同じで左の3種の他に
「ツクシハギ」「ニシキハギ」「メドハギ」「ネコハギ」等々が
マメ科ハギ属にあってそれら全体を萩と呼んでいる。

左の画像を普通に比べても違いが良く分からない
ミヤギノハギは庭などの植木として見られるようで
花序が長く枝垂れる。
ヤマハギ、マルバハギは山に普通に見られるようで
ヤマハギの花序は葉より長い、
マルバハギの花序はあるかどうか分からないほどで
花は葉の付け根に咲いている。
どうせ全部覚えられないと思うから
「マルバハギはズングリムックリ」と
一つだけ覚えておこうと思う。
それも自信がないっちゃそれまでなんだが。。

同じ、あんころもちでも春のお彼岸は牡丹餅(ぼたもち)、
秋のお彼岸は萩の花に因んでお萩(おはぎ)と云うようだ。
それにしても最近は「あんころ餅」を食べなくなった‥?
   拙者!白状しますが両刀使いです〜(^^;)




山萩

宮城野萩

丸葉萩